初心者から安心
重箱式巣箱
ニホンミツバチの
待ち箱セット
フタ(スノコ板付)・重箱1段・巣門枠・底板
待ち箱セット(内部)
フタ(スノコ板付)・重箱1段・巣門枠・底板
重箱式巣箱の採用のメリット
・飼育の管理が楽
・採蜜が行いやすい
・多くの人が使っているので情報が豊富
値 段
待ち箱セット 7,000円
たし重箱 2,500円
巣門枠+底板 5,000円
フタ(すのこ板付) 3,000円
フタセット(内部)
フタ・スノコ
巣門セット
巣門枠・底板
手間いらずな方法
ミツバチは巣箱(養蜂箱)で飼育します。初心者の方には重箱式巣箱をお勧めします。趣味でニホンミツバチを飼育するほとんどの人が重箱式巣箱を使用しています。
設置時期
意外と多い失敗が、巣箱をちゃんと作ったのに設置の時期が遅くなることです。
ニホンミツバチが分蜂する前に巣箱を設置しなければ、捕獲の可能性は大きく下がってしまいます。
分蜂に遅れれば、せっかく作った巣箱も無駄になってしまうのでご注意を。
捕獲
捕獲する段階では、箱も2段重ねたもので良いです。秋までに巣も大きくなり、ハチミツが貯まると、4段以上積み重ねる必要があります。
2段だとニホンミツバチにとっては手狭だと思いますが、分蜂の捕獲には影響がありません。
4段で1つ巣箱を設置するよりも、2つに分けて2段のものを2箇所に設置する方が、捕獲できる見込みは確実に高くなります。
巣箱を置いておくだけでは、なかなかニホンミツバチは捕獲できません。
蜜蝋を塗ると、捕獲の確率が高くなると言われています。
採蜜
ニホンミツバチの採蜜は、飼育の中でも大きなイベントです。大きな喜びと、家では使い切れないほどのハチミツが手に入ります。特に、初めての採蜜は、感動的なものになるでしょう。
採蜜に慣れてくれば、友達も誘って採蜜を楽しむのも良いでしょう。採蜜中も、うまく作業を行えば、少し離れて観察している人が刺されることはあまりありません。
重箱式巣箱の採蜜は、ハチミツの貯蔵域以外を破壊しないという特徴があります。ニホンミツバチの巣は、巣の上側がハチミツを貯める部分で、下側が幼虫を育てる部分になっています。巣が大きくなって、重箱式巣箱が4段、5段と積み重なったときの最上段は、ハチミツを貯める貯蜜域となっています。そこで重箱式巣箱では、最上段を取り外すことで採蜜を行います。
幼虫を育てる部分は採蜜によって破壊されることがないので、ニホンミツバチはそのまま生活を続けることができます。もちろん、ハチミツが減ってしまいますが、ニホンミツバチは働き者なので、冬越しに必要な量よりも多く蓄えています。冬越しに必要な分を残しておけば問題はありません。
私たちは、春に捕獲した群れであれば、秋まで待って採蜜を行います。冬を超えた2年目以降の群れは、主に夏以降に採蜜しますが、春に採蜜することもあります。しかし、すべての群れから採蜜はできません。
採蜜の時期について質問を受けますが、ハチミツが貯まっていれば、採蜜できるとしか答えようがありません。気候や蜜源の有無が大きく地域によって異なるからです。蜜源が豊富であれば、春に捕獲した群れを初夏に採蜜することも可能です。反対に蜜源が少なければ、採蜜が1回もできない場合もあります。
巣がまだ小さいうちに、重箱式巣箱の最上段を取り除くと、巣を支えている大部分がなくなってしまい、巣が落下してしまいます。これを巣落ちと呼びます。巣落ちすると、ほとんどの場合は逃亡するか、消滅してしまいます。これは初心者にはよくある失敗です。早く採蜜したいという気持ちは分かりますが、巣の成長をしっかり確認してから採蜜しましょう。